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2.商材選びは慎重に

成功ショップになれるかどうかは、取り扱い商品によるところも非常に大きいです。私も時々やりますが、『これは売れる!』と思いあわてて大量に仕入れてしまうのはプロとしては失格です。ギャンブルできる程の資金力がある場合を除き、商品を仕入れる時には以下のポイントに気をつけましょう。


■市場調査
競合店やオークションなどを観察し、ライバル数や、販売価格帯などは最低限調査すべきです。それに加えてターゲットとなる層の見極めや、その商品は定番商品として扱うべきか、それとも短期的に売るべきものなのか?仮にうまく売れたとき、再度、仕入れることは可能か?などじっくり検討しましょう。


■販売計画
大量に仕入れる場合は、販売計画もしっかりと考えましょう。いつまでに、いくつ売るのか?在庫スペースは確保できるのか?自社の発送対応可能数は?また、全部売れた時の収益を送料、決済手数料、梱包資材費、人件費などを含めてシュミレーションしましょう。最悪、売れ残ったときの在庫処分の方法も考えておくと安心です。また、時間に余裕がある場合は、オークションでテスト販売し反応をみるといいでしょう。


■品揃え(ラインアップ)
売れそうだからといって何でも仕入れて売っているネットショップもいただけません。ネットショップでは、その店のコンセプトが共感できるかどうかで、ファンになるお客様の数が大きく変わってきます。こだわりを持って集めた商品構成であなただけのセレクトショップに育てていきましょう。


■許認可が必要な商品
ショップを開店するために届け出る必要はありませんが、取り扱う商品によっては、許認可が必要な場合があります。自分が販売したい商品は、法的な手続きが必要かどうか、事前によく調べておきましょう。

・中古品(警察署)
本、衣類、パソコンなどの中古(リサイクル)品を扱う際に、所在地を管轄する公安委員会(窓口は警察署)より「古物商の許可」を取得する必要があります。ただし、自分の私物を処分目的で販売する場合は、古物商の許可は不要です。

・食品(保健所)
食品だけでなく、食器や子どもの口に含む可能性があるベビー用品や子ども向けの玩具を販売する際に食品衛生法が関係してきます。また、これらの商品を海外から輸入して販売する際には、事前に審査を受け、検査が必要になります。また、仕入れた食材を加工し販売する場合(手作りソーセージや自家製パンなど)は、食品衛生法に基づく資格と営業許可が必要です。ただし、農産物の産地直送、缶詰、スナック菓子などの加工食品を国内より仕入販売する場合は、許可や届け出は不要です。

・酒類(税務署)
ネットでのお酒販売は、2都道府県以上の広範な地域の消費者が対象となるので、一般的に流通しているお酒を取り扱うことは出来ず、地酒や輸入酒に限られます。また、通信販売酒類小売業の免許が必要となります。

・医薬品、化粧品(保健所)
効果・効用など商品の説明や宣伝には規制があり、不当表現や誇大表示がないか注意が必要です。また、化粧品製造業免許や、化粧品輸入販売業の許可が必要な場合もあります。

・動物(都道府県の各庁)
犬や猫などのペット類をネットショップで動物を取り扱う際は、動物愛護管理法に基づき、都道府県知事に対する動物取扱業届出書の提出及び登録が義務づけられており、人に危害を加える恐れのある特定動物に関しては別途許可が必要です。ただし、エサ類は手作りであっても許可が不要です。






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